MCP Apps × Vonage で、多言語カスタマーサポートをサポートする MCPサーバーを作ってみた
公開日:2026/03/04
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はじめに
先日、弊社主催のエンジニア交流会の中で、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ さま(以下、KWC さま)にオフラインハンズオン会を開催していただきました。
エンジニア交流会については、弊社ニュース記事をご覧ください。
第1回エンジニア交流会を開催しました ― Vonageハンズオン×エンジニア同士の対話で広がる学びの場
Vonage という CPaaS の Voice API と OpenAI の Realtime API を組み合わせて「チャッピー電話」(AI ボイスアシスタント)を作るという内容で、電話番号の取得から WebSocket 音声ストリーミングまで、CPaaS の世界を実際に手を動かして体験できました。KWC さま、素晴らしいハンズオン会をありがとうございました。
詳細につきましては、ハンズオン会を主導していただいた「□い(しかくい)芸人」こと高橋さまの記事をご覧ください。
ハンズオン会で「Vonage、数行のコードで SMS も電話もできて面白いな」と感じました。 それとは別に、私は MCP Apps にも注目していました。MCP Apps は、AI チャット画面の中にインタラクティブな UI を埋め込める仕組みです。
この 2つを組み合わせて何か作ってみようと考え、思い至ったのが多言語カスタマーサポートをサポートする MCPサーバーです。
完成物
まずは動くものをお見せします。
自然言語の指示だけでチケットのトリアージ → 詳細確認 → 多言語返信ドラフト生成 → SMS送信 → マネージャーへのエスカレーション通話まで、一連のカスタマーサポート業務を完結させるデモ。UIはすべて MCP Apps のサンドボックス iframe内にインタラクティブに表示されています。
主な機能
| ツール | できること |
|---|---|
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triage_dashboard
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多言語チケットを緊急度スコアで自動分類し、ダッシュボード表示 |
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view_ticket
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スペイン語・ポルトガル語・韓国語のチケットを OpenAI で日本語翻訳 |
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draft_reply
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顧客の言語で返信ドラフトを AI 生成し、バックトランスレーションで内容確認 |
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send_customer_notify
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Vonage SMS / WhatsApp で顧客にワンクリック通知 |
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escalate_call
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Vonage Voice API でマネージャーへ自動架電(TTS) |
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analytics_overview
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言語別・チャネル別・優先度別の統計ダッシュボード |